このページでは木巾木の施工について説明します。

ポリバレンテは大工ではない(本業はクロス職人)ので、木巾木の施工をするときに「できないこと」があります。

施工のポイント(見せ場)

木巾木を施工する際には、ポイントがあります。
言い換えると、職人としての「見せ場」です。

それは、「留め(とめ)」です。
「留め」とは、隅(すみ)のことです。

職人は、この「留め(隅)」をきれいにキメ(仕上げ)なければなりません。

木巾木の留め(隅)を仕上げるには、斜めにカットしなければなりません。
これが難しい。

「留め(隅)」をキメるのが難しい

実は大工でも難しい

この「留め(隅)をきれいにキメる(仕上げる)」ことは、大工でも難しい作業です。
難しいから、上手いことごまかして仕上げ、後でクロス屋を困らせます。

正確に言えば、本物の大工であれば出来ます

一般的な大工は、皆さんが思うような大工ではありません。
一般的な大工は「職人」と言うより、どちらかというと「作業員」に近いです。

※「職人ではなく作業員」という状態は、大工に限ったことではありません。
全ての職人に言えます。

原因は、メンタル(意識)の問題です。

(いろいろな事情で)意識が低いので、技術があるのに発揮できず、自分で自分の仕事の価値を下げている職人が多いのです。

ひょっとすると、どこの世界も同じかもしれませんね。

カットした木巾木の微調整が必要

家を作る作業は、人がやる作業なので、全て正確に「直角」に仕上げることが難しいです。

直角になっていない場所に、直角であることを前提に木巾木をカットしても上手く収まりません。
ちょっとすき間が空いたりします。

だから、カットした木巾木を微調整をしなければなりません。
大変手間が掛かる作業です。

ポリバレンテがやる場合

ポリバレンテが木巾木を施工する場合は、留めを作らずに施工します。
言い換えると、木巾木を直角にカットして組み合わせます。

その際、どうしても木巾木の地肌が見えてしまう部分は着色して仕上げます。
着色ですから、どうしても違和感が出てしまいます。
仕上がり具合は「ぱっと見目立たない」というレベルです。

ポリバレンテの木巾木施工事例

「持ち家に壁と棚の造作してスペースを有効活用|プチリノベ」の記事内でポリバレンテがやった木巾木の画像があります。
ただし、画質が悪いので参考にならないかもしれません。
ごめんなさい。

ホームセンターでカットしてもらう

「カットが難しいなら、ホームセンターでカットしてもらえば良いんじゃない?」と思う方が多いと思います。

たしかに、「入り隅だけしかない部屋」「出隅が連続していない部屋」であれば、良いアイデアです。
少々、お金が掛かりますが有効です。

「入り隅」「出隅」とは

「入り隅」とは引っ込んだ隅のこと、「出隅」とは出っ張った隅のこと。
詳しくは「『面で貼り替える』とは」で解説しています。

一応補足すると、カット代だけでは不十分です。
木巾木を多めに用意しなければいけません。
自分でカットできないと、ロス(無駄な部分)が多く発生するからです。

出隅が連続している場所は難しい

しかし、「袖壁のように、出隅が連続している場所」は難しいです。
木巾木の左右をカットしなければなりません。

この場合、カットする寸法を正確に出すことが難しいです。
最終的に、木巾木の微調整が必要になります。
大変困難な作業ですよ。

袖壁のように、出隅が連続している場所

まとめ

このページでは木巾木の「施工のポイント」や「ポリバレンテの仕上げ方」を中心に解説しました。

このページの趣旨をざっくり言うと「木巾木の施工は簡単なようで難しい。」と言う事になります。

なぜなら、木巾木施工の『肝』である「留め(隅)をきれいにキメる(仕上げる)」には、高い技術が必要だからです。

追記

このページを作った後、問題を解決するアイデアが浮かびました。
ただ、施工機会がなく、再現性の高さが分りません。

恐らく、DIYレベル(上級)の仕上がりにはなると思います。

再追記

あるお客さんから有力な情報を頂きました。
リクシルの「ラシッサ」というブランドの造作材に木巾木があります。

この木巾木であれば、留めや隅も上手く仕上げることが可能です。

カタログの案内

カタログはリクシルの「ラシッサ」をご覧下さい。
946ページにその建材があります。

ちなみに、私はやったことがありません。
あしからず。

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