「階段の笠木(かさぎ)の表面が剥がれているので貼り直してほしい。」というご依頼です。
「階段の笠木」とは、階段の手すりにあたる部分を板状の木で仕上げている場所のことです。
笠木の表面はダイノックではないのですが、私が知る限りの対応法方では、ダイノックを使った貼り直ししかありません。お客さんに、「ダイノック施工はあまり得意ではない。」ということをご理解いただき、やってみました。

表面のフィルムを剥がしてダイノックシートを貼る

現状は、笠木の表面が凸凹と膨らんで剥がれています。
工事内容は、表面のフィルムを剥がしてダイノックシートを貼ります。
ダイノックは建材代が高く、技術も必要なのでとても緊張しました。スキルのなさをご理解いただいているとは言え「完璧にやりたい。」「喜んでもらいたい。」と言うのが人情です。
自分の理想通りにとても上手くできました。積極的にはやりたくないけど。

階段の笠木の表面が凸凹として剥がれてしています

表面のフィルムをきれいに剥がします

下地処理をして、ダイノックでを貼って完成です

笠木のフィルムが膨れた原因

近年、表面をフィルム加工した建材が増えています。表面のフィルムが凸凹する原因は、日射しなどの熱によるダメージだと思います。今回の依頼は、中古住宅を購入した方からの依頼で、笠木のフィルムが膨れた原因は恐らく、人が住んでいない間に起きた現象だと思います。夏場の締め切った車内の様な状況だったのでしょう。

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