ドアに穴が空いた時の対処方法の一つです。リペア屋さんにお願いすると非常に高額になってしまいます。かと言って、放置しておくのも不愉快です。
そこで、ダイノックシートを使って「穴を隠すだけ」の「ドア穴のごまかし術」をお客さんに提案しました

ドアは高い

一般的に、マンションの室内ドアは高いです。交換ならウン万円レベルです。
1枚で2桁になっても不思議ではありません。

ドアの交換に18万円


あるお客さんは、「ドアの交換に18万円かかった。」と言っていました。処分費込みだそうですが、高いですねぇ。

ドアは、課金システムに似ているんです。
本体、蝶番、ドアノブなど、と言った具合にそれぞれに値段があります。
そして、それぞれにグレードがあります。
センススの良いもので統一すると、お値段が張ります。

ドアの穴を正規の業者(リペア屋さん)に相談すると

大きな穴には対処できない。
おそらく正しくは、きれいに(跡形もなく)できない。(やりたがらない。)
上からダイノックシートを貼る。(ドア全体)
これもかなり高額。建材そのものが高い。(恐らく外注)

つまり、交換するにしても、直すにしても、どちらも「結構金が掛かる。」と言う事です。

穴を隠すだけ

ダイノックイートを貼って、ドアの穴を隠します。
これは、おじさんが子供の頃にズボンの膝あたりに穴が空いたときにするパッチ( 継ぎ当て用の小さい布)を当てる方法に似ています。

ズボンのパッチ同様に、補修箇所は見ればすぐに分ります。バレバレです。しかし、穴は見えません。

ドアに穴が空いています

ひとまずパテで補修します

ダイノックシートを貼りました

全体を見た状態

※突発的なな依頼だったので、車にある在庫でしか対応できませんでした。だから、シールの色合わせには限界がありました。色が合えば、もっと良い感じになったでしょう。

「なかなか良い」と言う感じ

画像で見ると、少々頂けない感じがしますが、現場で見ると「なかなか良い」と言う感じです。

経緯を簡単に説明すると、別の要件で工事をしている際に相談されました。
「ドア穴の対策は、金が掛かりますよ。」と言う事で、
「テストケースでも(やったことないけど)良いですか?」「勿論、安くやります。(ただじゃやらない。)」と提案したところ、了承を得ました。

翌日、お客さんよりメールを頂きました。
「ドアの穴が見えなくなり、とても満足しています。」

この感想には、少々説明が必要です。

「穴が見えなくなる。」というのは、効果的だと思います。(個人的には)
「穴(破損した状況)」がとても不快なんです。
穴を隠すことが、精神的に楽になる。

※「費用対効果」も満足度に影響しているはずです。実験的な対応だったので、とても安価な料金で対応しました。

※専門業者にやってもらいたい方は「枠や巾木の補修」で業者を紹介しています。

料金について

施工料金は特に決まっていません。今回は「壁紙工事のついで」ということで、一カ所につき数千円程度です。
施工する際の「難易度」で料金は変わりますが、「安い」と感じてもらえる料金にしています。

※料金に付いては「料金の決め方」をご覧ください。

ポリバレンテインテリアの対応エリアやメリットは「HOME」をご覧ください。

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